【簿記3級独学】2ヵ月で合格できた効率の良い勉強の進め方 | 50代初心者の【簿記3級】合格体験記

【簿記3級独学】2ヵ月で合格できた効率の良い勉強の進め方

学習方法

この記事で伝えたいこと

・まずは勘定科目の一覧表を手元に置く
・テキストは一通り読むだけでOK
・過去問は第1、3問を繰り返し解く

簿記未経験の50代会社員が、
独学
2カ月で合格できたノウハウについて
紹介するブログです。

勉強は市販のテキストと
過去問題集を使いました。

テキストは300ページもあり、
一通り読むだけでも8日かかりました。

(理解できたのは半分程度)

次に問題集(過去12回分収録)を
繰り返し解きました。

(12回分×4周)

1周目は解答を見ながら行い、
分らない点はテキストも見ました。

繰り返し解いていくうちに、
答えを見なくても解けるようになり、
学習期間58日(100H)で合格しました。

本記事では、
限られた時間で効率よく勉強するための
テキストと過去問の使い方を解説します。

勘定科目の一覧表を手元に置く

簿記の教科書では、仕訳から学習しますが、
簿記の目的は「財務諸表を作る」ことであり
仕訳はそれを作るための手段に過ぎません。

目的を理解しないまま、
その目的を達成する為の手段を学習しても
理解するのは難しい
です。

まずは財務諸表を理解する必要があります。

私は学習を始めるにあたり、
図のような勘定科目の一覧表を作成し、
すぐに見れるようにしました。

各勘定科目は、該当する財務諸表
(貸借対照表or損益計算書)
に分類して記載します。

そして、購入したテキストの索引から
勘定科目の説明ページ数を書いておきます。

この一覧表は学習中、ずっと手元に置き、
テキストや問題集に取り組んでいる時、
分らない&忘れた科目が出てきたら、
都度見るようにしました。

そうすることで、少しづつですが、
各勘定科目が、どちらの財務諸表で、
貸方/借方どちらになるか覚えられます。

該当するテキストの部分もすぐに読める為、
効率良く学習を進めることができました。



テキストは一通り読むだけ

以下のテキストを使用しました。

テキストは、分からない点があっても、
まずは一通り全部読みました。

300ページもあるので、
8日(18H)もかかりましたが、
内容の半分も理解していなかったです。

しかし、一通り読んだ事で、
どの辺に書いてあるか予想がつく為、
後で調べる時にすぐ見つけられました。

これは、受験後に気づいた事ですが、
テキストに載っている基本問題は
出来なくても大丈夫です。

理由は試験問題より難しい内容で、
過去問さえ出来れば合格できるからです。
なので、読み飛ばしても構いません。

テキストの説明が分らない所は、
ネット検索で調べました。

それでも理解できない場合は、
無視して先に進みました。

テキストは全体の概要を把握すれば十分で、
あとは過去問を徹底的にやり、
回答パターンを覚えれば十分合格できます。

過去問は第2問は無視して良い

私が購入した過去問題集です。

内容は以下の構成になっています。

前半:出題別攻略テクニック編
  (例題と、その解き方)
後半:本試験演習編
  (過去問題12回分)
付録:10回分のネット模擬試験をWeb上で行うことができる。

まずは、前半の例題解説を読みました。

例題は解説が詳しく載っているので、
時間をかけて、理解をしていきました。

(5日間で計7H)

これによって、簿記3級試験の
具体的な試験内容が把握できます。

第2問は様々な種類の問題があるので、
何が出題されるか予想は難しいです。

第1問の仕訳問題と、第3問の財務諸表は、
内容がパターン化しているので、
解き方を覚えれば確実に得点できます。

この第1、3問で80点獲得できるので、
第2問が出来なくても、
合格基準の70点をクリアできます。

私が受験した時、第2問は
過去問に無かった問題が出ました。

このため、
第2問は無視したので0点でしたが、
第1、3問に時間をかけて回答したことで、
77点で合格できました。

この経験から、試験まで時間が無い場合は、
第2問の過去問は取り組まなくて良い
です。

その分、第1、3問を何度も解いて、
早く確実に解けるようにした方が
効率良く合格できます。

前半の例題解説を読み終わったら、
後は、過去問を繰り返し解きました。

(45日間 計75H)

本番までに4周しました。

繰り返し解くと答えを覚えてしまい、
意味が無くなると思うかもしれませんが、
1周(12回分)やり終えると、
最初の答えは覚えていません。

仮に覚えていたとしても問題ないです。

第1、3問は似たような問題ばかりなので、
むしろ本番で早く解け、好都合と言えます。

また、回答用紙を過去12回×4周分、
用意するとなると、かなりの枚数ですが、
第3問だけコピーすればOKです。

第1問の仕訳は、記号と金額だけ書くため、
ノートで十分代用できます。

第2問は先ほど説明した通り、
やらなくて良いので不要です。

過去問の進め方ですが、
1周目は時間を気にせず、テキストを見たり
それでも、分からない時は解答も見ました。

最初はとても時間がかかりました。
1回の試験を2日かけた事もありました。

2周目でも、結構間違えましたが、
次回は解けるように解説をよく読み、
理解することに時間をかけました。

3周目以降になると、
機械的に問題を解ける様になり、
時間に余裕が出てきました。

この機械的に解ける事が
本番の試験で重要になってきます。

簿記3級試験は2021年から試験時間が
半分(120分→60分)になりましたが、
問題数は半減してないです。

このため、以前より時間が足りない為、
正直言って、考えている時間はありません。

仕訳や、財務諸表の問題は、
内容がパターン化してるので、
慣れてしまえば、考えることなく解けます。

そのためには、
同じ問題を繰り返し解く事が必要です。

付録特典のネット試験は
10回分の試験を行うことができます。

簿記問題集にあるネット試験体験プログラム

画面の見た目は本番そっくりなので、
繰り返し解いて操作に慣れると良いです。

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